10月28、29日に仙台で行われた「日本視能矯正学会」に参加させていただきました
「Vison Care 快適な見え方の追及」というテーマで行われた学会は
プリズム眼鏡処方についてや、視能訓練士として考える快適な見え方についてなどの講演がありました
物がダブって見える「複視」と言われる症状がある場合、原因疾患によって眼鏡処方をしたり、手術をしたりと様々な治療法があります
今回はプリズ眼鏡処方について講演があり、患者さんのニーズに応えられるように、より良い眼鏡処方の方法などの発表がありました
その他には、視野検査の器械として、ヘッド型視野計の展示もあり体験させていただきました
椅子に座ったまま、頭に器械を被って行うもので、移動が難しい車椅子の方も移動せずに検査ができるので、画期的でした
現行の視野検査測定器「ハンフリーフィールドアナライザー」の測定モードの新しいバージョンの発表もあり、検査時間の大幅な短縮ができるとのことでした
視野検査は測定モードにもよりますが、片眼で5~10分程度時間がかかるため、疲れる検査の一つといえると思います
時間の短縮は疲れが軽くなり、より正確な視野測定ができる、患者医院にもよい発展であると思いました
今回の学会で学んだ内容をスタッフと共有し、今後の業務にいかしていけるように、再度勉強していきたいと思っています
投稿者:ORT S