手術の様子はモニター室にてご覧いただけます
付き添いの方も安心です
当院では毎週火・木曜の午後に手術を行っています。最新機器を導入し、白内障・網膜疾患・緑内障・眼瞼疾患・近視矯正術等、さまざまな手術を日帰りでご提供しています。お気軽にご相談ください。
ICL近視矯正手術
ICL近視矯正手術とは?
ICL近視矯正手術とは、角膜と水晶体の間に薄いレンズを挿入することにより屈折異常(近視・乱視)を矯正して、視力を上げる手術です。目の中で、半永久的に安定します。特別な手入れをする必要はありません。厚生労働省の認可を受けたレンズです。
近年、レーシックに加えて屈折矯正手術として注目を集めている医療です。手術は点眼麻酔で行い、片眼約10分で終了します。
ICLとは?
ICLは、「Implantable Collamer Lens」の略で、ICL近視矯正手術に用いる薄いレンズのことを指します。ICLはコラーゲンを含む特殊な素材から作られ、眼内での生体適合性が良く、長期にわたって炎症を抑制し、細胞付着などを防ぎます。
ICL近視矯正手術とレーシック(LASIK)との比較
メリット
- レンズは術後に取り出すことができるため、万が一、不具合があっても元に戻せる
- 強度の近視・乱視(レーシック不可の場合)でも手術が可能
- レーシックよりドライアイが悪化する可能性が少ない
デメリット
- レーシックよりも費用がかかる
- レーシックに比べると症例数が少なく歴史が浅い
近視の度数:-3D〜-5D未満 | 両眼498,000円(税込) |
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近視の度数:-3D〜-5D未満(乱視矯正を含むもの) | 両眼588,000円(税込) |
近視の度数:-5D以上 | 両眼598,000円(税込) |
近視の度数:-5D以上(乱視矯正を含むもの) | 両眼688,000円(税込) |
【上記金額には、下記の料金が含まれています。】
・手術前検査料・手術料金・術後1年までの検診・薬剤費
・術後1年の再手術無料(ICL交換は6ヶ月以内1回無料、ICL抜去は1年無料)
※ICL近視矯正手術は、厚生労働省に正式に認可されていますが、レーシック等と同じく健康保険は適用されない自費診療となります。
【お支払いについて】
・手術の前までに両眼の料金を頂きます。
・クレジットカードの使用が可能です。(クレジットカード使用料は当院が負担いたします)
・銀行のローンのご利用が可能です。ご興味がある方は当院事務までお問い合わせください。
ICL手術をご希望の方へ
術前検査
【1回目】
・視力検査など
・水晶体の力をとって本来の度数を見る検査(5分毎2回点眼し、1時間後に測定)
※点眼の効力がなくなるのに48時間かかります:見にくい状態になります
※術前検査の前はコンタクトレンズの装用を控えて頂きます。
(ソフトコンタクトレンズ1週間、乱視矯正ソフトコンタクトレンズ2週間、ハードコンタクトレンズ3週間)
【2回目】
・視力検査など
※水晶体の力をとる検査はありません。
※術前検査の前はコンタクトレンズの装用を控えて頂きます。
手術日
手術日は、2回目の術前検査終了後、レンズを注文。
届く日にちが決まってから相談させて頂きます。
手術の前は、コンタクトレンズの装用をして頂いて結構です。
術後検診日
1日目/2日目/(4日目)/7日目/1週間/1ヶ月/3ヶ月/6ヶ月
緑内障手術
緑内障とは?
眼圧に関連して視神経が障害をうけ、徐々に視野が狭くなっていく進行性の病気です。現在、中途失明の原因第1位で、40歳以上の20人に1人が緑内障と言われています。家族歴がある方、近視・加齢などで発症しやすいと言われています。
かつては緑内障=失明と考えられていましたが、現在では早期診断と治療により、失明の危険を減らすことができるようになってきました。
緑内障の治療
緑内障は、眼内を栄養する房水という液体がスムーズに排泄されず、眼圧が上昇することで発症します。通常眼圧が上昇し緑内障になるのですが、日本人は正常眼圧緑内障と言って眼圧が正常でも緑内障になる人が多いという統計が出ています。
治療は眼圧を下げる治療になります。現在、点眼薬でほとんどが治療可能です。点眼薬で治療が不十分な場合は手術の選択となります。
当院では、手術の選択の前に緑内障に対する治療「選択的レーザー繊維柱帯形成術(SLT)」というレーザー治療が可能です。同治療は、レーザーで房水の出口の詰まりを軽減し流出を促し眼圧を下げる治療で、外来で施術可能です。すべての緑内障に有効ではないのでご希望の方はご相談ください。
緑内障の手術
点眼薬やレーザー治療で改善が見られない場合に手術を行います。ただし、手術は視力や視野の改善を目的としたものではなく、眼圧を下げて緑内障の進行を防止し、失明を予防するために行います。
緑内障の手術費用(片眼)
緑内障手術 | 約26,000~36,000円 |
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※1割負担の場合。3割負担の場合は上記の3倍が費用目安となります。
翼状片手術
翼状片とは?
白目の表面にある結膜が、目頭の方から黒目に向かって、翼を伸ばすように三角形に伸びてくる病気です。
この三角形の部分を翼状片といい、それが黒目の中心近くまで及んでくると乱視が強くなり、見にくくなります。
手術により乱視は改善されます。
※右記画像 翼状片手術前
翼状片の手術
充血や異物感などの症状が強くなってきた場合には点眼治療を行います。翼状片が大きくなり視力に影響が及んできた場合は、角膜から翼状片組織を丁寧に剥がしていく手術が必要になります。
※右記画像 翼状片手術後
翼状片の手術費用(片眼) | 約5,000円 |
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※1割負担の場合。3割負担の場合は上記の3倍が費用目安となります。
眼瞼下垂手術
眼瞼下垂(がんけんかすい)とは?
上まぶたの筋肉がゆるんで垂れ下がり、そのため視界が狭まりモノが見づらくなる状態のことをいいます。
額の筋肉を使って目を開けようとしたり、あごを上げてモノを見たりする癖がつくようになるため、頭痛や肩こりの原因となります。
眼瞼下垂の手術
まぶたを上げる筋力が低下している場合は、ゆるんでいる筋肉を縫い縮めて本来の機能を回復させる手術を行います。
老化により皮膚が垂れ下がっている場合は、余分な皮膚を切除し縫合する手術を行います。
眼瞼下垂の手術は、視界が広がるだけでなく、顔も若返るという効果もあります。
手術費用(片眼) | 約7,000~8,000円 |
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※1割負担の場合。3割負担の場合は上記の3倍が費用目安となります。
眼瞼内反症手術
眼瞼内反症とは?
まつ毛がなんらかの原因で内側を向いていしまったためにまつ毛が眼に触れ、角膜や結膜を傷つけたり、目やにが出てしまう病気です。生まれつきの先天性内反症と、老化によりまぶたの皮膚や眼の周囲の筋肉がゆるむことで起こる老人性内反症があります。当院では、局所麻酔で治療が可能な場合に対し手術を行っています。
※右記画像 眼瞼内反術前
眼瞼内反症の手術
症状が軽ければ、角膜を保護する点眼薬や抗生物質の点眼薬で経過を観察しますが、内反の程度が重い場合には手術を行います。
手術費用(片眼) | 約3,000円 |
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※1割負担の場合。3割負担の場合は上記の3倍が費用目安となります。
ボトックス注射
目の周りの筋肉が自分の意志とは関係なくけいれんする「眼瞼けいれん」に対して行う治療です。
筋肉の緊張をやわらげるボトックス(ボツリヌス菌毒素)を病変部に注射します。注射後3日くらいで効果が表れ、効果はおよそ3カ月持続します。効果がなくなり、症状の再発があれば再び注射を考慮します。
治療費用(片眼) | 約5,000円 |
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※1割負担の場合。3割負担の場合は上記の3倍が費用目安となります。
脂肪ヘルニア手術
※右画像 脂肪ヘルニア手術前
※右画像 脂肪ヘルニア手術後